今回はIPOの当選確率を更に上げる方法を公開します。
最初は少し手間がかかるので知っているけど実践できていない投資家が多いです。
逆にそこを実践することでIPOの当選確率を上げていくためのノウハウをご紹介します。
そもそもIPO投資ってなに?まずはどうしたらいいの?という方はこちらの記事をご覧ください。
IPOの当選確率をアップさせるために必要なものは「やる気」だけです!
IPOの当選確率をアップさせるための考え方
まず初めに忘れてはいけないIPOの当選確率をアップさせるシンプルな方法は、お金をかけるか手間をかけるかの2択しかありません。
お金をかけるとこすなわち、応募口数を増やすことです。
証券会社にもよりますが、IPOに応募するときに応募口数を設定します。
投資元本を多く用意できる投資家は一度に応募できる口数が多くなりますので、完全抽選方式を採用している証券会社では抽選回数が多くなるので、必然的に当選確率がアップします。
次に手間をかけることすなわち、応募アプローチを増やすことです。
応募する証券口座を複数用意して最も当選確率が高そうな証券会社から応募することです。
投資元本を多く用意できない投資家がIPOの当選確率をアップできる唯一の方法です。
投資元本が少ない投資家でもIPOの当選確率をアップさせることができる証券会社を紹介していきたいと思います。
IPOの当選確率が高い証券会社
IPOの当選確率が高い証券会社としてオススメなのがSBI証券です。
もう少しIPOの応募について掘り下げていきますがそもそも応募するのには公募価格以上の資金を用意する必要があります。
また、一般的にはIPOに応募することでその資金はロックされてしまう証券会社が多いです。
1つの銘柄のIPOの応募期間は5営業日ほどですがIPOに応募したとたん、自分の買い付け余力が減ります。
証券会社側の気持ちになってみればわかりやすいのですが、せっかく当選させたのに購入資金が用意できないのであれば抽選がやり直しになったり、繰り上げ当選をする作業が発生してしまいます。
ですので、その手間を省くために予め資金をロックして絶対に購入できる資産を持っている人に配分していきます。
実際には当選後に購入辞退をする人や、当選したことに気づかず最終的な購入手続きを忘れてしまう人がいるようです。
そうなった場合は補欠当選者から繰り上げ当選をさせるしかないのですが資金をロックしていないよりかは、再抽選の手間がありません。
こんな感じで多くの証券会社はIPOに応募する際に資金がロックされてしまいます。
投資資金が少ない投資家は5営業日も資金がロックされてしまうとその間に他に応募したいIPO銘柄があった場合、応募を取り消して別のIPO銘柄へ応募するか新しいIPOへの応募を諦めるしかありません。
こういった理由でIPOは資金効率が悪いから気が向いたときにしか参加しないという投資家もいます。
僕は投資資金が少ないので、IPOで資金がロックされてしまっているときやIPOラッシュのときは、IPOに応募するだけで個別株を諦めている場面もあります。
ここの考え方は人それぞれなので気が向いたときに参加するやり方でもいいと思いますが選ぶ証券会社によってはある程度、投資機会損失のリスクを減らすことができます。
初めにSBI証券をオススメしましたがSBI証券でIPOに応募する場合、「抽選日に資金があれば抽選対象になります」
ここは重要です。「抽選日に資金があれば抽選対象になる」ということは5営業日も資金が不稼働になることなく、抽選する瞬間に必要資金が買い付け余力にあればいいのです。
ですので、応募期間中に別のIPOへの応募ができます。
また、SBI証券はIPOの抽選に外れてしまった場合でもIPOポイントが貯まるというすばらしいポイントシステムがあります。
IPOポイントとは、次回以降のIPOの応募時に使用することができます。
SBI証券ではIPOの抽選をする際にポイント優先枠というものがあり、応募者の中から使用ポイントの高い順に優先的に当選します!
もちらん決められた割合の株数だけですので、ポイントを使用していない人でも当選チャンスはありますのでご安心ください。
実際に僕はIPOポイント使用せずにAランクのIPOに当選したことがあります。
一回の応募で落選した場合、1ポイント貯まりますがこちらのポイントを貯め続けていれば、いずれIPOに当選することができます!
これは熱いです!
僕の肌感覚ですが400ポイントぐらい貯まれば、競争率の激しい銘柄でも当選することができそうです。
万が一、400ポイント使用して当選できなかった場合はしっかり400ポイントは戻ってきますので、次回の応募に使用できます。
詳しくはSBI証券のホームページをご覧いただければと思います。
その他のIPO当選確率アップにオススメな証券会社
一番オススメなのはSBI証券ですが、その他にもいくつかオススメの証券会社があります。
実際に僕もそれぞれ口座を持っていますが順番に紹介していきます。
SMBC日興証券
まずはSMBC日興証券です。
こちらの証券会社はIPOの主幹事になる回数が多いです。
IPOの主幹事になると、新規公開株の大部分をその証券会社が抱えることができるのでそこに紐づいている投資家の当選確率がアップします。
そのIPO銘柄の主幹事はどこか?配分株数はどのぐらいか?などは詳しく掲載しているIPOに特化したサイトがいくつもありますので色々検索してみてください。
SMBC日興証券に関しては注意点がございます。
こちらはIPOの応募と共に買い付け余力がロックされてしまいます。
応募期間中でも売買をしたい方には不向きかもしれません。
それでも主幹事数が多いので諦めずに応募していればいつかは当選できる可能性が高い証券会社だと思います。
マネックス証券
続きまして、マネックス証券です。
こちらもSMBC日興証券と同じで主幹事になる回数が多いです。
また、日本国内では米国株の投資に関してトップクラスですので米国株に興味がある方にもオススメです。
米国株に特化した分析ツールがあったり他社に比べて会社ごとの情報が細かく掲載されていますので米国株をがっつりやっている方のメイン口座としても活躍しています。
そういった意味でも開設していおいても損はないと思います。
ちなみにIPOの応募時には資金がロックされてしまいますのでSMBC日興証券と同じですね。
大和証券
次にオススメなのが大和証券です。
こちらも主幹事になることが多い証券会社です。
ただ、手数料が若干高めなのと管理画面がちょっと使いづらいです。。。
実際に大和証券でIPOに当選したことがあります。
公募割れして損していますが。。。
大和証券はIPOの応募時に資金はロックされませんが公募価格相当の買い付け余力が無いと応募することができないようになっています。
裏を返すと、応募時と抽選時に買い付け余力があればいいので応募さえできれば、抽選時までは資金の自由度が高いです。
ただ、管理画面と手数料がちょっとネックですかね。
野村証券・岡三オンライン証券
最後にオススメなのが、野村証券と岡三オンライン証券です。
こちらの2社はIPOの応募時、抽選時に資金を用意していなくても抽選の権利をいただけるすばらしい証券となっております!
当選や補欠当選してから入金すればいいのでひたすら応募するだけです。
また、野村証券は主幹事の回数も多いんで当選株数も多めになっております。
しかし完全抽選本数の割合が少ないので当選確率は低いかもしれませんが、応募時には入金の必要がないので資金効率上はノーリスクです。
岡三オンライン証券は当選数は少ないもののこちらもノーリスクで応募できるので、運用資金が少ない投資家にとっては
IPOをやるなら絶対に2社とも口座開設したほうがいいです!
まとめ
いかがでしょうか。
以上が「IPOの当選確率を更に簡単に上げる方法」です。
始めに証券口座を開設する手間はかかりますが、一度開設してしまえば一生活用できるので是非とも実践していただきたいと思います。
何かご質問がありましたらコメントいただければと思います。
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