テンバガー銘柄(10倍株)の共通点は6つあります

投資について

投資をしているとテンバガー(10倍株)を狙える銘柄を探している投資家も多いと思います。

これまで過去にテンバガー(10倍株)を達成した銘柄には6つの共通点があります。
今回はテンバガー銘柄の6つの共通点について詳しく解説していきます。

この共通点を知ることで未来のテンバガー候補を見つけることができます。

是非、今後の銘柄選定の参考にしてください。

テンバガー(10倍株)とは

テンバガーという言葉の由来は野球用語からきています。

バガーは塁打を意味していて、一試合で10塁打(テンバガー)を記録するくらいの勢いで株価が急騰したり、元々の株価から10倍まで跳ね上がる銘柄をテンバガー(10倍株)と呼びます。

このテンバガー銘柄を発掘することは投資家の1つの目標だったりします。

テンバガー(10倍株)銘柄の共通点

それでは早速本題に入ります。

これまでにテンバガー(10倍株)を達成した銘柄には6つの共通点があります。

厳密には6つ全ての共通点が当てはまらなくてもテンバガーを達成している銘柄も多くありますが、少なくとも4つ以上の共通点が重なっていることが多いです。

テンバガー(10倍株)銘柄の共通点その1:時価総額

1つめの共通点は「時価総額が低い」です。

テンバガーを達成する≒時価総額が10倍以上になることを意味します。

時価総額とは会社の規模や企業価値を示していますが、現時点で時価総額が高い銘柄はそこから10倍の企業価値にするのは大変です。

日本で一番時価総額が高いトヨタが今後時価総額を10倍にしようと思っても相当難易度が高いです。

トヨタはすでに成熟している企業なので、ここから数年という短期間で時価総額が10倍になることは考えにくいです。

逆に時価総額が低い銘柄はちょっとした材料で短期間で10倍以上の時価総額になります。

これまでにテンバガーを達成している銘柄はスタート時点の時価総額が低かったことが大きな共通点となっています。

これからテンバガー候補を探すとしたら時価総額は300億円以下で探してみましょう。

テンバガー(10倍株)銘柄の共通点その2:上場5年以内

2つめの共通点は上場してから5年以内の銘柄です。

一概には言えませんが、上場してから数十年経過している企業は目新しいサービスや事業が生まれにくく劇的に業績が上がり株価が急騰するケースは少ないでしょう。

反対に上場して間もない企業は会社自体に勢いがあり、成長を加速るための資金集めとして上場しているので業績も急成長して短期間で株価が急騰する可能性を秘めています。

上場して間もない銘柄へ照準を絞るとしたら3年以内に上場した銘柄から探してみてはいかがでしょうか。

テンバガー(10倍株)銘柄の共通点その3:売上高成長率

3つめの共通点は売上高成長率が直近3年の平均が20%以上の銘柄です。

テンバガー(10倍株)の最大の特徴は継続的な売上の高成長が必要不可欠です。

株価は企業人気のバロメーターでもあるので、売上が継続的に高成長を維持できている企業に投資家の資金が集まり自然と株価が上がっていきます。

売上高成長銘柄を長期保有していたら株価が10倍になっていたということが起こります。

これからテンバガー候補を探す場合は直近3年の売上高平均成長率が20%以上を目安にしましょう。

テンバガー(10倍株)銘柄の共通点その4:株主

4つめの共通点は筆頭株主が社長の銘柄です。

各企業の株主構成をみていると様々な構成となっています。

四季報や証券会社の銘柄分析で必ず株主構成は掲載されていますが、株の保有比率が一番高い株主が現役の社長であることがテンバガーの共通点となっています。

自分に置き換えてみれば簡単に理解できますが、筆頭株主が自分なのであれば会社の株価はできるだけ高くなって欲しいと思います。

株価が上がればあがるほど、自分の資産が増えていくからです。

ましてや自分が最終決定権を持っている社長であれば、会社が成長して株価が上がることに繋がるのであれは即断即決で事業運営をしていきます。

そのため事業の成長スピードが早く、最短距離でテンバガーへ到達することが期待できます。

テンバガー(10倍株)銘柄の共通点その5:営業利益率

5つめの共通点は営業利益率が30%以上の銘柄です。

株価の割安度を測る指標でPERがあります。

PERとは株価を純利益で割った値となり、PERが低ければ割安となります。

株価だけが急騰するとPERの値が大きくなり割高となってしまいます。

割高な銘柄はいずれ売り圧力の材料になってしまいますが、売上が成長している状況で本業での稼ぎにあたる営業利益率が高ければ最終的な純利益もしっかり増えていきます。

株価が上がっても純利益が上がればPERは高くならず売り圧力になりにくいです。

本業でどの程度の利益を得ているかが重要です。

過去のテンバガー銘柄の多くは営業利益率が30%以上の企業が多いです。

テンバガー(10倍株)銘柄の共通点その6:ニーズ

6つめの共通点は時代のニーズに合っているかです。

これまでの1から6の共通点に当てはまる銘柄でも十分にテンバガーを狙えますが、数値で測れない尺度でトレンドというものがあります。

その時々に世の中から必要とされている事業を展開している企業は必然的に業績が上がっていきます。

ただ、すでに有名になっている銘柄はすでにテンバガーを達成してしまっていることが多いので、投資家としてはこれからの時代のニーズにあった銘柄を発掘する必要があります。

これだけは数値化できるものではないので、その他のテンバガーの共通点を満たしている銘柄の中から最後に絞り込むための感覚的な材料となります。

まとめ

過去にテンバガーを達成した銘柄の共通点は6つです。

これからテンバガー達成の可能性を秘めている銘柄はこれらの共通点に複数当てはまっているはずです。

数値化できるもであれば、証券会社のスクリーニング機能を活用してテンバガー候補を見つけてみてはいかがでしょうか。

テンバガーの共通点に複数当てはまっている銘柄が多数でてきてしまった場合は、6つめの「ニーズ」を意識して最後の絞り込みをしてください。

きっとテンバガーの可能性を秘めた銘柄に出会えると思います!

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